
オンラインファクタリングの仕組みとは?【手数料や審査・入金スピード】も解説!
オンラインファクタリングは、近年主流となりつつある資金調達法で、オンラインで書類の提出や審査などの手続きが完結することが最大の特徴です。
最短即日で資金調達したい、手数料や調達できる資金額を知りたい、いくらまでファクタリングに対応しているのか知りたい、という場合でもオンラインファクタリングならスピーディーに問い合わせることができます。
今回はオンラインファクタリングの仕組みについて、手数料や審査、入金スピードなども含めて解説します。
目次
1. オンラインファクタリングとは
ファクタリングは資金を調達する方法の1つで、平成22年3月1日から国土交通省の事業として開始されているものです。国が認める資金調達法として安心して利用できること、資金調達の円滑化にも利用しやすいことが特徴です。
具体的には売掛債権を回収日の前だったとしても、ファクタリング会社に買い取ってもらうことで資金を調達する仕組みとなっています。ただ、手続きには売掛債権についての情報が必要なことや、ファクタリング会社に手数料を支払わなければならないなど、注意が必要な点もあります。
例えば、1,000万円の売掛債権を手数料10%のファクタリング会社に買い取ってもらうとしましょう。1,000万円の10%は100万円なので、調達できる資金は900万円となります。
実際に調達できる資金は売掛債権の額面よりも手数料分少なくなりますが、それでも金融機関の融資より早く最短即日で資金調達できることがファクタリングの強みなのです。
これらの手続きがオンラインで完結するのがオンラインファクタリングであり、日本全国どこからでも申し込み可能、沖縄の会社が北海道のファクタリング会社に依頼することもできます。次は、オンラインファクタリングの仕組みについて解説します。
2. オンラインファクタリングの仕組み
オンラインファクタリングは、主にファクタリング会社のホームページにアクセスして、手数料や対応金額などを確認した後、次のような流れで売掛債権を現金化します。
<オンラインファクタリング利用時の流れ>
- 申し込み
- Web上で必要書類を提出する
- 査定
- 見積もり
- オンライン契約
- 入金
従来はファクタリングを利用する際に、必要書類をファクタリング会社に出向いて提出するか郵送することが一般的でした。その点、オンラインファクタリングでは出向く必要がなく、必要書類の写真を撮ってWeb上から送るなどすべての手続がオンラインで完結します。
また、場合によっては電話でのやり取りを行うこともありますが、従来よりも利用しやすくなったといえるでしょう。加えて、オンラインファクタリングで提出が求められる書類は主に次のようなものがあります。売掛債権の金額やその他の条件によってはほかの書類が必要になることもあります。
<オンラインファクタリングを利用する際に必要な書類>
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- 売掛企業への請求書(売掛金を証明する書類)
- 振込先の通帳コピー(入金明細書)
- 決算書もしくは確定申告書(2~3期分程度)
3. オンラインファクタリングのメリットとデメリット
資金調達法として急速に浸透しているオンラインファクタリングですが、いくら国が認めているとしてもメリットとデメリットがあります。ファクタリングの利用を検討している方は一度、目を通しておきましょう。
3-1. メリット
はじめにオンラインファクタリングのメリットからチェックしていきます。
3-1-1. いつでもオンラインで手続きが完了する
オンラインファクタリングのメリットは、なんといってもオンラインで手続きが完了することが挙げられます。基本的には対面でやり取りすることがないものの、必要に応じて電話によるやり取りが発生することはあります。
しかし、それでも対面せずに済むので、遠方のファクタリング会社を利用する場合でも安心です。交通費や郵送費がかからないこともメリットといえるでしょう。
3-1-2. 手数料が比較的リーズナブル
ファクタリングには必ずファクタリング会社に支払う手数料が発生します。この手数料率には特に法による定めがないので、ファクタリング会社の規定に従うことが一般的です。
一般的なファクタリング会社は2社間ファクタリングの場合10%前後が一応の相場なのですが、オンラインファクタリングは10%未満という会社も多いです。
3-1-3. 最短即日入金が可能!
ファクタリングは全体的に最短即日入金ができることを売りにしている会社が多いです。しかし、実際は郵送による書類の提出のために1~2日程度かかることも珍しくありません。
その点、オンラインファクタリングならすべてがオンラインで完結するので、申し込みから入金までの時間を大幅に短縮できます。すぐに資金調達したい場合にも頼れる味方となるでしょう。
3-1-4. 2社間ファクタリングに対応
多くのオンラインファクタリング会社では、2社間ファクタリングに対応しています。2社間ファクタリングとは、ファクタリング会社と売掛債権を買い取ってもらうお客様のみの取引です。
ファクタリング会社に売掛債権を買い取ってもらい、売掛金を現金化するイメージです。このとき、売掛債権を発行する取引先には、ファクタリングを利用した事実が伝わらないので、リアルな取引上でのトラブルも避けることができます。
3-1-5. 個人事業主でも利用できるケースあり
基本的にファクタリングは企業の売掛債権が対象となりますが、オンラインファクタリングの場合は個人事業主でも利用できる可能性があります。ファクタリング会社にもよりますが、個人事業主の方で資金調達をしたいなら相談してみると良いでしょう。
3-2. デメリット
オンラインファクタリングには多くのメリットがありますが、気をつけたいデメリットもあります。資金調達のために利用を検討している方は、デメリットも含めて事前に把握しておくことをおすすめします。
3-2-1. 3社間ファクタリングに対応していない場合が多い
オンラインファクタリングは2社間ファクタリングに対応するところが多い一方で、3社間ファクタリングに対応していないことが多いです。3社間ファクタリングとは、ファクタリング会社と売掛債権を買い取ってもらうお客様、売掛債権を発行した取引先の3社の間で行う取引です。
2社間ファクタリングに比べて3社間ファクタリングの方が手数料は低くなる傾向があるため、少しでも手数料を抑えたいなら3社間ファクタリングの方がお客様にとっては有利です。
しかし、オンラインファクタリングでは対応していないケースが多いので、この点はデメリットといえるでしょう。
3-2-2. 顔の見えない相手との取引に不安を感じる
オンラインで手続きが完結する以上、ファクタリング会社の担当者の顔を見ることはほぼありません。そのため、顔が見えない相手との取引に不安を感じる方もいることでしょう。
申し込む際に確認したいことがあったとしても、チャットやメール・電話での対応となることがほとんどです。こうしたサポート面での不安が発生する可能性があることは覚えておきましょう。
3-2-3. 必要書類をデータ化する必要がある
オンラインファクタリングでは、提出する書類はスマホのカメラで撮影してデータとして提出しなければなりません。この工程がオンラインファクタリングの良いところであると同時に、データ化することに不慣れな方にとっては難しく感じる部分です。
データ化することに自信がない場合は苦戦する可能性もあるでしょう。
4. オンラインファクタリングが向いているケース
オンラインファクタリングが向いているのは主に次のようなケースが挙げられます。
<オンラインファクタリングが向いているケース>
- すぐに資金を調達したい
- できるだけコストを抑えて資金調達したい
- 少額の売掛債権を現金化したい
- 対面で相談できるファクタリング会社が近くにない
このような条件が当てはまる場合は、オンラインファクタリングの利用をおすすめします。
5. オンラインファクタリングならレバンタへご相談ください!
オンラインファクタリングは、手軽かつ簡単に申し込みが可能、オンラインでスピーディーな資金調達を実現します。株式会社レバンタでは、オンラインファクタリングに対応しているので、スピーディーな資金調達をサポートいたします。
手数料率は額面により変動するものの4%~10%、最少金額10万円~最大1億円と幅広い買い取りに対応しています。2社間ファクタリングを中心に3社間ファクタリングのご相談も可能ですので、オンラインファクタリングのことならぜひレバンタへご相談ください。
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